かにかま

ここ数日悩まされた頭痛がやっと去った。

1週おきに夫が不在の日曜日を過ごしていた。

文字でのやりとりは、話が割りと通じるが、報告事項に限る。

顔を見て話すと、話が通じるまでに時間がかかる。なかなか通じない。忍耐。これが我が家の普通なのだ。

夫が、窓拭きと、浄水器のフィルター交換をしてくれて感謝だった。

午後は、教会でセミナー&主を慕い求める祈祷会へ。

アメリカ人のブッチ・バーナー先生による「家族関係の回復」というセミナーに出た。日本が大好きで、日本語を織り交ぜながらお話しされるので、通訳者を惑わせることも度々。

本物と偽物の違いを説明するときに、講師はイミテーション・カニと言われたが、正式な英語はイミテーション・クラブミート、和訳は「かにかま」。蟹肉に似せて作られたかまぼこのこと。

ところが、夫は、「かにかま」が何のことか知らなかった。蟹の形をしたかまぼこがあるのか?富山にはない、あるのは鯛の形だ、と思ったようだ。

いいえ、あなたはその食べ物の名前を知らなかっただけで、食べたことあるはずよ…と説明する私。夫に、酢の物という料理名は通じなかったが、赤いの(かにかま)+オクラと昆布(正確には、もずく)でネバネバ~っと。同じ料理のことを言っているな、とわかったので良しとしよう。

この会話を近くで聞いていたアケミ先生は、肩を震わせながら心底楽しそうにしておられた。

そして、帰りの電車の中で。夫が、指文字でぶ・っ・ち。名前がある(目線が後方、上)というから夫の目線をたどってみたら、そこには。

「人をぶっちゃダメなんだよ。」

という、暴力行為防止広告がありました。

この文言、効果があるんでしょうかね?

「ぶっちゃ」の意味を夫に説明するのが難しかったです。どのくらいの強さで叩くのか、相手が怪我をするぐらい?暴力は犯罪です、と書いてあります。

そんなに殺伐としているの?

子どもが大人に注意してるみたいなメッセージです。

調べたら、9月11日まで、87の事業者共通で、駅構内7000枚、列車内に約66700枚が掲出されるそうです。

結婚12年で、初めてカニかまを買ってサラダに入れました。

カテゴリー: キリスト教信仰, てっちゃん(夫)語録, 富山, 手話, 暮らし, 要約筆記, 食べる パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です