管理組合のはなし

管理組合の理事会で、副理事長という役職についています。理事長のサポート役です。毎月の会議録・広報作成を担当しています。会計も、実務は管理会社にお任せですが、フロントさんから月ごとの実績を説明してもらい、理事会で発表しています。おかげで、平穏なマンション生活の裏側(地面の下など)に関心が持てるようになり、いろんな意味で、「大丈夫か、このマンション?」と思っています。管理規約を読み込んだり、ブログや本で勉強したり、出先で建物の配管とか共用部などを観察するようになりました。(中には入りませんけど)今、通っている教会の近くのマンションでも、大規模修繕工事が行われているので、足場が組まれていく様子などを少しの間、道路の向こう側から眺めています。

今月は、民泊についての記事を書きましたので、固有名詞を伏せてブログにアップします。

【見出し】◆(街区名)は、民泊禁止を決議しました

ご存じの方も多いと思いますが、届出を行えば、旅館業でなくても空き家・空き部屋を有料で貸し出すことが可能となる「住宅宿泊事業法」が、今年6月15日に施行されます。住宅宿泊事業者(民泊サービス)による届出が、施行3ヶ月前の3月15日から開始されることになりました。○○街区で民泊営業が行われていた事実もあります(退去済)。規約や居住マナーを守らない・居住者以外の出入りが頻繁に行われる等、民泊をめぐるトラブルを未然に防止するためには、「住宅として使用する」という管理規約の条文だけでは弱いそうです。民泊許容か禁止かを、より明確にしておく必要があります。

届出開始日までに規約改定が間に合わず、臨時総会も開催できない場合には、管理組合理事会において民泊禁止決議を行い議事録に残す必要があることが、2月3日の全体理事会で話題となりました。翌日に開催された街区理事会では、全会一致で民泊禁止が決議されました。総会決議も行う予定です。したがって、マンションの全5街区が民泊禁止を表明しています。

 全体理事会では、警備員から、「◆棟東側玄関ポスト付近でタブレット端末を操作し、住戸番号と名前を入力している男性がいた。声をかけたら逃げてしまった」という報告もありました。不特定利用者がいる住戸や、怪しい行動をしている人を見かけたら、管理防災センターに通報してください。

↑ここまで

かつての私のように、マンション管理に興味ない人もいる(住んでいるのにね)でしょうから、ただ不安をあおることのないように、見出しだけでも読んでもらえれば要点がつかめるように書いています。国は、経済政策を推し進めるために民泊を歓迎しているのですが、この先いったいどうなるんでしょう?数少ないマンションの知り合いから、私の文章はわかりやすいと言っていただけているので、それを励みにあと2ヶ月、がんばります!

 

 

カテゴリー: 暮らし パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です