先週の話。
夫が愛用している座椅子は、友人の結婚引出物のカタログギフトで注文したもの。もう使い続けて10年になるので、食べこぼしなどで、かなりのシミが。でも、カバーを取り外せるようになっていないので、新しいのを買い換える時が来るのかなと、私は思っていた。
日曜日の朝。
夫/これ、脱いで洗濯!
私/え~、できないよ。
(で、私はその話題を、すぐに忘れた。)
月曜日の朝、夫に起こされてリビングに誘導された。
夫/すまん。
(と言い残し、富山に出かけて行った)
そこで見たものは。
ぎゃああ~
座椅子の後ろにジッパーがついていたけど、相当な力で、勢いよくカバーを引っ張ったらしい。ボタンなんか、部屋の隅まで弾け飛んでいたし、テーブルや床はホコリだらけ。まだ5時半だったので、7時まで待って、掃除機をかけた。
カバーは、脇に脱ぎ捨ててあったので、ホコリを払ってから、つけ置き洗い。石鹸をつけて、ごしごしこすってみた。完全には落ちなかったけど、許される範囲だろう。そう思って室内干しをした。
金曜日、夫が先に帰宅。私がテレビを見ている夫の肩をたたき、「帰ったよ~」
ふと見ると、座椅子は、元の姿に収まっていた。
私/カバーは?
夫/知らない間に、だれかがやってくれたんだよ。