10月の礼拝メッセージ要約

2017年10月22日 東京ライトハウスチャーチ聖日礼拝

約束の地を所有する信仰 ~サラの墓を買い取るアブラハム~

創世23:16-18、I コリ6:20

 

1.アブラハムは子孫が必ず戻って来て約束の地を所有することを信じた:【領域】

(創世15:7、13-16、ヘブル11:17-22)

アブラハムは、神様の御言葉の約束を生きていました。自分の子孫が400年、他国で寄留者となり、4代目の者たちが戻ってくることを望み見て、妻の死という大きな痛みの中にあっても、正式な手続きによってヘブロンの墓地を買い取りました。マクペラのほら穴には、サラの後にアブラハム、イサクとリベカ、ヤコブとレアも葬られました。ヨセフの遺骸は出エジプトの民とともに荒野を旅したあと、新しい世代によって、約束の地に埋葬されました。(ヨシュア24:32)主は、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ(ヘブ11:17-22)の人生において、約束を現実のものとしてくださいました。

 

2.アブラハムは子孫が必ずよみがえって約束の地を所有することを信じた:【人々】

(出エジプト3:15、マタイ22:29-32)

神様は、アブラハムに祝福のご計画を示され、(創世12:2-3、13:14-15)、イサクにも(創世26:2-3)、ヤコブにも(創世28:13)、継承されました。しかし、彼らに個人的に神様が約束されたことは、まだ成就していません。ダビデ・ソロモン時代の繁栄や、1948年のイスラエル建国は、創世記15章に約束されている完全な領土ではありません。

アブラハムは、神には死者をよみがえらせることができると信じました。神様は「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」(出エジ3:15)を永遠の呼び名としてくださいました。イエス様は、死者の復活を信じないサドカイ人に対して、この神の名を引用し、アブラハムもイサクもヤコブも、肉体においては死んだが、霊においては生きていると語られました。(マタ22:29-32)信仰の先駆者たちも、イエス・キリストが再臨されるそのときに、栄光の姿によみがえり、主とともにこの地を所有する者となるのです。

 

3.アブラハムは代価を払うことにより約束の地を所有することを信じた:【主権】

(マタ20:28、Ⅰコリ6:20)

アブラハムが代価を支払って得たヘブロンは、イスラエルの中心となりました。ダビデも、ヘブロンで7年間、王となりました。ダビデはエルサレムを勝ち取り、エブス人からモリヤの山を買い取って幕屋を建て、日夜、主ご自身を慕い求めました。ソロモンの神殿には、豊かな臨在が満ちあふれました。

イエス・キリストは、エルサレムにおいて十字架にかかり、尊い血潮を流して、すべての人類を罪と死から買い戻してくださいました。「人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためであるのと同じです。」(マタ20:28)

信仰の成長とは、主の御言葉をそのまま受け取ることです。信仰によってアブラハムの子孫とされた私たちは、次世代に対する約束を自分のこととして受け取ろうではありませんか。「あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい。」(Ⅰコリ6:20)

 

 

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