序曲

早いもので、2020年が始まって1週間。1日は、元旦礼拝に行って、夕方は我が家で新年会&誕生会。私の両親と弟夫婦が来てくれた。イチゴの載った小さなケーキに、私と夫の年の数を足した「111」本分のろうそくがさせるわけないから、買ってきてくれた「1」のペコちゃんろうそくを3本、さした。ろうそくに火をつけ、2人で「ふぅ~っ」と火を吹き消そうとしたが、息の力をコントロールしすぎてなかなか消せなかった。おせち料理は通販で3人前を買っておいたが、訪問者の4人は余りお腹がすいておらず、6人でも食べきれなかった。富山にいると、4人前でも足りないくらいなのに。食後は、人生ゲームで盛り上がった。弟夫婦は翌日、お嫁さんのほうの実家(福岡)に帰っていった。それから毎日、夫と出かけたり、ごはんを食べたりして、あっという間に冬休みは終わった。

「お正月は富山で過ごしたの?」

「いいえ、今回は川崎にいました」

何度この会話を繰り返したことか。明日はウィメンズ木曜会。また同じ会話を繰り返すだろう。夫の要望で川崎にいたことを説明しないと、なんか年老いたお母さんを可哀想に、ひとり残してきた、みたいな受け止め方をされてしまう感じなんだよね。弟が同居しているので、大丈夫なんですよ。今のところは。

月曜日の朝、夫を富山に送り出し、午前中はハーモニバスケット(半年に1回くらいしか参加しない、ゆるいコーラスグループ)へ。

中田喜直の女声合唱曲集より、「飛騨高原の早春(はる)」という歌に取り組み始めた。ソプラノ・メゾ・アルトで音取りして、最後には途中までだけど3部で歌えちゃう。すごい。

♪白樺の肌 温(ぬく)む音(ね)を序曲に~ という歌い出し。

いったい、どんな音なんだろう?そしてそれはどのくらい続くんだろう?と不思議に思っていた。比喩なんだろうけど。

今日は、調布でオペラ愛好会があった。ヴェルディの「運命の力」というオペラが取り上げられ、堀内先生の楽しい解説と最新の映像を楽しんだ。

が、14-16時という時間と暖かい会場のお陰で、着席直後から睡魔が。がんばっていたが、いつものように寝落ち。はっと目覚める、の繰り返し。今日はお友達とランチだったし。手話講習会のクラスメートとお友達関係が続いていて感謝。

堀内先生が「このオペラでは、序曲が大事なんです。長い演奏の間に、無言劇が行われて、幕が上がり、幕が下ろされ、登場人物が子どもから大人へと成長していく。音楽を聴いているだけで、会衆に結末を予想させるんです」

ははーっ。「序曲」って長いんだー。物事の「はじまり」を意味するんだ。

「序曲」つながりを感じただけです。今日、感じたことは、きっと忘れてしまうだろうから、覚え書き。

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