帽子と縁がない?

先月、帽子を忘れたという話を書いた。こちら

先週金曜日、横浜でランチビュッフェの約束があって、ホームで電車を待っているときに、足元に定期券が落ちているのに気づいた。拾ってみたら、定期券だけじゃなくていろんなカードも入っていて、落とし主は、到着駅の改札口でタッチできなくて困るだろうな・・・と思った。駅の事務室に届けたら遅刻するとわかっていたけど、届けた。駅員さんは「おっ!」と小さく声をあげた。この日も朝から暑かった。

今日は、14時から歌のレッスンが入っていてお昼に出かけた。帽子をかぶって行った。前回とは違う帽子だけれど、ホームで新宿方面の電車を待っていたら、風がびゅーっと吹いて、帽子がホームの反対側に飛ばされた。そこで落ち着いてくれるかと思ったら、もう一度風が吹いて、帽子はすすーっと反対側のホームの線路に落っこちてしまった。そんなわけで再び、自分の用事で駅の事務室に行った。

私/今日の出来事。帽子をかぶって家を出て、駅で電車を待っていたら、風が吹いて、帽子が飛び、2番線の線路に帽子が落っこちた。駅員さんを呼び、拾ってもらった。乗る予定の電車に乗れず、歌のレッスンに遅刻した。

夫/台風か。

私/いや、台風ではなく、強い風。

夫/列車通過風か。

私/どんな風だったか覚えていない。風(かぜ)。

駅のオフィスで涼んでいた駅員さんに声をかけたら、取りやすい場所に落ちたかを聞かれた。「はい、そうです。線路に下りなくても取れそうです」

すると駅員さんは駅の窓口を閉めて、「お客様対応中です」の札を内側から掲げた。しばらくするとドアから年輩者と若者が出てきたので私は2人を誘導。階段を下りている間に、私が乗る電車が到着していた。(あーあ)

「ほら、ここです!」

年輩者が指さし確認して危険がないのを確かめ、若者が、でかいピンセットのような物で帽子の端っこをつまみあげてくれた。

「ありがとうございました。」

会釈をして、駅員さんは持ち場に戻っていった。その間に私の電車は行ってしまった。

今や高層マンションがたくさん建ち並ぶ最寄り駅だというのに、なんだか対応が田舎っぽいと思った。ひとりの困った客の対応のために、駅員は出払ってしまうんだ。

風の強い日には帽子をかぶるのはやめようっと。

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